ネッピー&リプシー・オブ・オリックス | 女の子のための『野球、ルール以前のモンダイ』

ネッピー&リプシー・オブ・オリックス

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去る6月26日、須磨海岸クリーン作戦に参加しました。毎年海開き前に開催される清掃イベントで、オリックスバファローズも球団として協力しているらしく、当日参加者に観戦チケットが配られるということと、マスコットのネッピー&リプシーちゃんが来るということで、わたしも張り切って参加してきました。

あらかじめE-メールで申し込んでおき、当日9時30分に現地集合、10時開始と聞いていたのですが、時間通り到着したらすぐに説明が始まって、清掃も10時前に始まりました。他のボランティアグループの方達はすでに清掃を始めていて、海岸のかなり広い範囲に散らばってゴミを集めていました。
海岸には海開きを待たずして、遊びに来ていた人もいたのですが、そこへ大勢の人間がゴミ拾いに集まってきたのでさぞかし驚いたことでしょう。それにしてもよくこんなゴミだらけの海岸で体を焼いたり、遊泳したりする気になるなあ……というほどのゴミの山。特に花火の残骸が多く落ちていました。

ですが、人海戦術とは恐ろしいもので、30分もたった頃でしょうか、もう拾うべきゴミが見当たらなくなったのです。そこへやってきたのが、オリックスバファローズのマスコット、ネッピー(男の子)とリプシーちゃん(女の子)。マスコット搬送車(?)に乗ってやってきました。
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ネッピーの設定は海神ネプチュ-ンの子供で年齢は13歳だそうです。オリックスと近鉄が合併して球団名が「オリックスバファローズ」になったため、マスコットは近鉄バファローズのバフィ&ファルルが引き続いて担当するかと思いきや、なぜかネッピー&リプシーが残留したという曰く付き(?)のマスコットです。近鉄ファンのわたしとしてもかなり複雑な心境でした。せめてマスコットも合併して4体で盛り上げてほしかったです……。
リプシーちゃんは海賊の娘という設定で、乗っていた船が難破しそうになったときにネッピーに助けられたのだそうです。海で悪事を働く海賊の娘を海神の子供が助けたのですから、いわば悲恋の物語です。(←ウソ)年齢は14歳と、ネッピーよりお姉さん。後で書きますが、本当に「お姉さん」でした。

初めて本物のネッピー達に遭遇したとおぼしき子供がビビっているのを見てお父さんが「なんや、いつもはでかい声で『ネッピー!』てゆうてるくせに…」とからかっていました。本物を目の前にするとビビりますよね、たしかに(笑)。

まずはリプシーちゃんに声をかけました。するとゴミ袋を手にポーズ!
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リプシーちゃんがあまりにもかわいかったので、他のボランティアグループのおばあさん達が近づいてきて口々に「まあ、かわいらしいこと」「きれいな脚してるわあ」とため息をついていたのには苦笑。カメラを構えるわたしにも「写真に撮っときたいくらいかわいいなあ」と。むしろわたしはこれが目当てでした、ごめんなさい。

ネッピーはといいますと、リプシーちゃんと娘さんの写真を撮ろうとしているお母さんのカメラの前に巨大な顔を突きつけて邪魔ばかり。リプシーちゃんもあきれて「どきなさいよ!」とジェスチャーしてました。リプシーちゃんはネッピーのお姉さん的な存在のようです。

わたしも写真を撮ろうとネッピーに声をかけますと、同じように顔をカメラに近づけてチョケるので、「近すぎぃー!」と叫んだら、首にかけていたネッピータオルをめざとく見つけて自分の顔を拭きました。あんた汗かかないでしょー。そして、わたしの顔も拭いてくれました。「あ、ありがとー」
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で、気を取り直してポーズ。
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最後は二人の仲睦まじいシーン。
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サインも欲しかったのですが、イベントの性格上、サインはできない模様。残念。え? マスコットのサインですか? お願いしたら普通にしてくれますよ。

マスコットは大抵、TVや写真で見るよりずっとかわいいです。ちなみに兵庫国体のマスコット・はばたんもそうとうかわいいです。一応鳥ですが、くちばしはありません。

この記事は「12球団マスコット研究室」の「ネッピーの部屋」を参考にしました。